不思議な出会い
船内に戻り、本日のお部屋に入るや否や、後ろから声をかけられた。
「This is My seat number. where is …」
ん?何やらお困りのようだ。ここは一つお助けせねば!
オジさんのチケットを見せてもらうと、ルームナンバーがココではないようだ。
「こっちですよ。一緒に行きましょう!」
彼のルームナンバーは、昨夜私が泊まった部屋のお向かいだった。
説明するより、一緒に行った方が早い。
「ココですよ〜!では失礼しま〜す。」
終始日本語で案内し、私は部屋にもどった。
しばらくすると、ジョージさんが興奮気味で私の部屋にやってきた。
「今ね、同室になった方とお話をしていたんですよ!
ほら、先程さやかさんが案内されてきた方!
そうしたらね!!あの方もクルマでロシアを横断なさるらしいいですよ!
シンムさんという韓国の方なんですけど、
『あなたを案内してきた彼女もクルマで横断しますよ』って伝えたら、びっくりなさって!!」
ひょぇ〜〜〜〜!!
なんたる偶然!!たまたま部屋を間違えて、たまたま声を掛けられた。
そんな二人がたまたまオーバーランダーだったなんて〜〜〜!!
ジョージさんだけではなく、私も大興奮!!!
「マークとクレアにも会ったら伝えますが、今夜の夕食時みなさんで集合しましょう!」
キャー! ワクワクな出会いがまた一つ増えた〜。
今夜はオーバーランダーミーティング! WOW!!