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車の通関手続き

9:30am ユーリーとの約束の時間、もちろん、ユーリーは現れない。

そんなことは分かっていたんですよ。

だって昨日ユーリーは、マークと我々に同じ時間を告げていたんです。

「9:30に迎えに来るからね」

・・・私たち、ホテル違いますけどね。。。

大陸に来て、大陸ルールが少し身についた。(またしてもレベルUP!)

ユーリーのピックアップで着いた先は、車の手続きをする所。

車の出入国を司る所には間違いない。

そこで会ったのはスイス人と韓国人のオーバーランダー。

彼らは、ヨーロッパからロシアを走ってきて、明日、ウラジオストックから韓国に向かうんだって。

日本は通関が難しく、諦めるんそうな。う〜ん、残念〜。。。。

彼らは自分たちが通ってきたルートを熱く語ってくれて、中でも「カザフスタン」が最高だったと話した。

「私はカザフスタンが好き過ぎて、毎日《 I ❤︎ Kazakhstan 》Tシャツを着ていたんだ!

今日は着てないけど。」

着てないんかい!!

力説にしっかりオチをつけてくれた所で、我々が呼ばれ、書類にサインをし手続き終了。

早!!もっと調べたり、アレ出せコレ出せしないんですか?

ちょっと拍子抜け。。。

「車の引渡しは2時です。2時に昨日の場所にきてくださいね」

そう言って、一旦ホテルに帰された。

約束の2時

少し前に到着すると、すでにマーク&クレアは到着していた。

彼らの愛車「トッティー」に会えるが待ちきれない様子の二人。

車の引渡し立会人を待つ間の話題は、駐車場。

マークはホテルの近くに、管理人は不在だが駐車場を見つけていた。

我々は・・・策はあるのだが。。。

話もそこそこに、現れた立会人についていく。

そこに「トッティ」の姿はあったが、ジーナがいない!!

あれ?ジーナは何処??

通関専用の立体駐車場の奥に彼女はいた。

ルーフラックに乗せたペリカンが災いし、駐車場には入れなかったらしい。

ゴメンね、ジーナ。

では早速!国際ナンバーを付けて。。。

「ココでの取り付けはしないでください。」

では何処で ?

「道に出て行ってください。」

は ??

道 ?? この駐車スペースもない道端で、ナンバーを付け替えろと?

用事が終わったら、敷地から出て行けと言うのですね。。。

日本で付け替えるべきでした。。。。

トラックや乗用車が猛スピードで駆け抜ける道端で、急いでナンバーを替え、車をチェックしたら!

さぁ!ウラジオストックに乗り出しますよ〜!!


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