ロシアの夏
ランチにレストランへ。
もちろんメニューはロシア語〜
英語も通じな〜い
何がなんだかチンプンカンプン!
でも!諦めな〜い!!!
辞書を使って美味しいものを教えてもらう事に。(この恒例行事がだんだん楽しくなってきた!)
単語を指差しながら、日本語と英語と片言のロシア語をグジャグジャに話す私に、ロシアの人々は嫌な顔一つせずに、一生懸命応えてくれる。
今日のランチは、チキンカツレツとクレープ包みに決定〜❤︎
もともと英語だって上手に話さない私は、「文法はきちんと話さなければダメだ」とは思はない。
大事なのは「相手に想いを伝えるか。」
お芝居と一緒だね!セリフじゃなくて、ハートが大事なのです。
美味しいランチを一緒に決めてくれたお姉さんにお礼を言って、今日はもう少し進みましょ。
カーナビに《湖》が現れた。ちょっと寄ってみますか?
何気な〜く本線を逸れて、進んでみると。。。
そこには一つのゲートが。
そしてその先に広がるのは・・・なんと!?ビーチだったのです!!!
ロシアの片田舎の湖にビーチですか?!?
「Can we Camp here?」
管理棟から出てきた若いお兄ちゃんに尋ねた。
「Sure! Please came in!」
流暢な英語と満面の笑顔が返ってきた。
ビーチにはBBQを楽しめる施設や、コテージ、8月にオープンするというレストラン(建設中)が建ち並ぶ。
地元の家族連れや若者で賑わう、キャンプ施設だったのです〜!!
BBQ大好きイギリス人クレアは、この美しい土地に大興奮!!
私も、この場所を引き当てた偶然に大興奮!!
さぁ、我々もLet's BBQ!
マークがオーニングを出してくれて、その横にジーナをつければ、
大自然に抱かれたリビングの出来上がり〜
突然現れ、ド派手にキャンプを始めた英国人とアジア人に、周りの方々も興味津々。
ロシアの方々の視線が突き刺さります。。。
そんな緊張を打ち破った一人のおじさんが!
おじさんは、でっかい肉の塊のついた串を持って真っ直ぐに私たちの所に向かってくる。
「これ食べな〜!旅人たちよ。楽しんでいけよ!」
ロシア語で多分そんな事を言ったんじゃないかな〜?
我々は本格ロシアンBBQを手に入れた!
お味は・・・очень вкусный!!!
と〜っても美味!後で奥様に伺うと、羊の肉の串焼き《шашлык(シャシリク)》
全く臭みもなく、柔らかくて本当に美味しかったの!!
一人が突破すると、次から次にロシア若者が我々のサイトを訪問し、質問の嵐〜。
自分たちのBBQどころではなくなってきた。。。
見かねたのか、先ほどにおじさんが助けに入ってくれた。
「ロシアの息子たちよ。旅人の時間を邪魔するでない!さぁ、あまり構わず散れ!」
的なことロシア語で一括。
おじさんはサーシャさん!(写真左から3番目。他サーシャFamily)
「バイカルに来たら、連絡してこいよ!何かあったらすぐに助けてやるからな!」
ということを、ジェスチャー豊かに伝えてくれて、電話番号をくれた。
「俺たちは、友達だ!」そう連呼するサーシャは、奥さんに連れ戻されて行った。。。
どこの世界も、気のイイおじさんは奥さんに弱い。
サーシャ!ありがとう!!