シカチ・アリャーン村〜アムール川
ホーンテッドマンションの様なハバロフスクのホテルを出て
2台はシチカ・アリャーン村に向かいます。
その前に!
やっと見つけた!現地の虫除け!!
日本から持ってきた物を使い果たし
より効果があると思われるロシアの虫除け
「PICNIC」!!
店のオジさんと二人ジェスチャー合戦の結果入手できました〜。
地球の歩き方にも、ロンプラにも載っている「シチカ・アリャーン村」は少数部族ナナイ人の住む小さな村です。ハバロフスクから約75㎞、アムルー川沿いを東に行きます。
村の川沿いにあるという古代の線刻画【ペトローグリフ】を見に行くためです!
ジーナを走らせる事1時間半ぐらい?
目指す村に到着!
アムール川は見渡せますが、目的の線刻画が見つけられ無い!!
小さな村の中心に小さな新しい学校があったので、そちらで伺う事に。。。
村の学校には民芸品が並びます。
たぶん・・・この学校の校長先生!
お顔立ちが日本人に似てるでしょ?
こちらの少数民族、アイヌ民族の親戚にあたるんだって!(地球の歩き方より)
彼女は片言の日本語を話してくれました。
「雨がたくさん降ったから、ペトローグリフは難しい。。。」
ここの所の雨でアムール川が増水し、今は見れ無いんだって〜
残念でした〜。。
しかし彼女は、学校内にある小さな資料館を案内してくださいました。
ナナイ人はシャーマニズムを信奉していて、漁業を営んできたんだって。
民族衣装や道具などが展示されてます。
校長先生にお礼を述べ、村を後にしました。
さあ!先を急ぎましょう!
ハバロフスクに戻りながらも街を通過し
アムール大橋を渡って、ハバロフスクを脱出!
この橋が、これまたデカイ!!
そりゃ、そうです。アムールに架かる橋ですから〜!
アムール川は、川岸よりも橋の上から見た方が、その偉大さがわかります。
この日もお天気があまり良くないから、青空のアムール川〜とはいかないけど。。
目指す次の街「チタ」まで2300㎞!!
5日間ぐらいで着くかな?
ウラジ→ハバロフスクは北上してたけど
ここから。まさに!「Journey to the West」!
目指すに西は雲も晴れている!!
街道沿いには、お家のお手伝いなのか自家製の野菜や山で摘んできたベリーを売る子供
たち。
ロシアの夏休みは3ヶ月もあるんだって!!
9月の新学期まで、夏を満喫するんだね〜
そう言えば・・・実は。。
3日前にハバロフスクに入ってから、急に体調が悪くなり。。
旅の緊張や疲れから、風邪を引いてしまったのかと薬を飲んでいたのですが、一向に気怠さが抜けず少し参っていたのです。
しかしこの日。
ハバロフスクを脱出し、恒例のTea timeにクレアが入れてくれたアールグレイを頂くと・・・
あ〜ら不思議。一気に復活!!
あららら?これは風邪ではないぞ?クレアにハバロフスクの歴史を訊ねてみた。
「この街は、先住民のたくさんの犠牲があった街なのよ。」
また日本人墓地もあり、日本に帰れなかった方々も眠っている。
疲れたのではなく「憑かれた」ようでした~
本日の宿はこちらのカフェ。
お部屋はガレージ付きで、車もスッポリ隠せます。
ガレージハウスをイメージして頂けると早いかな?
店前のテラスで、4人で遅くまで語り明かしましたとさ。
【ハバロフスク → ビロビジャン 本日の走行距離350㎞ぐらい】