エルベ渓谷・バスタイ
ドレスデンの街からエルベ川沿いに州道167号線を南東に下ります。
途中、エルベ川沿いには、風変わりなデザインの建物と美しい庭園の「ピルニッツ宮殿」がありますが、今回はスルー。
165号線に入り、森を抜け、向かうは「バスタイ」!
入り口に大きな駐車場がありましたが、何台もの車がそれを無視して道を登っていくので、ジーナさんもそれに続きます。
やっぱり!上にも駐車場はあります。下の駐車場からはシャトルバスか徒歩で上がるしかないので、ここに止めれてラッキーです。
土曜でも夕方なので駐車場(3Euro)はガラガラです。
なにやら・・・ドイツ語でまたくわかりませんが、ここがスゴイ所だ感は伝わる看板。
あ!日本語看板あった!!日本からのお客さんが多い証拠だね!
「ザクセン・スイス国立公園」はエルベ川によって作り出された、エルベ砂岩山地を3万6000ヘクタールに渡って保護する国立公園です。
ちなみに名前に「スイス」とありますが・・ここはスイスではありません。
ここから先は軽~いトレッキング~。
と言っても、舗装された遊歩道を登ったり下ったり、軽装でちょこちょこ行けちゃう距離です。
各地からの観光バスも入っていて、夕方でもそこそこ人がいます。
正直、順路はわかりませんが・・・前を行く人についていくと。。
美しいエルベ川渓谷を望むことが出来ました~。夕焼けに輝くエルベ川。
ここバスタイにあるのは切り立った崖や岩山。高さ100~305メートルまでの岩柱が!
その間を砂岩で出来た「バスタイ橋」が!この橋、高さ100メートル以上の岩の間にあります。もちろん渡れます!。
写真、左の岩の上にいるクライマーはクリーンクライマー。「クリーン・クライミンング」とは岩肌にボルトを打つことはせず、岩肌を傷つけないクライミングの事。
この方たち、ロープを岩に渡し裸足で登ってました!
日本で少し前に、天然記念の岩にボルト打って逮捕されたクライマーを思い出しましたが・・いろんな登り方があるんですね~。
日本では「クリーンクライミング」というと、クライミング場所の清掃を指すこともあるんだとか。日本人・・掃除好きだから。。。
橋からは、エルベ川沿いの村は秋一色。
彼方には「ケーニッヒシュタイン要塞」がそびえます。13世紀に作られた石の城壁は難攻不落とされていたんだって。
遠すぎて見えない。。。
このバスタイの奇岩群は無料で入れますが、一部有料の部分もあります。この壁の向こうが有料なんだって。
・・・・・覗いてみよう。
壁の向こうは、こんな感じ。小さな橋が渡されている奇岩群に登ることができるんだね!
高い所からの美しい景色を堪能し、奇岩群を下りてくると、なにやら気になる看板を発見!これは・・・バーデンですよね?
週末は10時から24時までって書いてませんか?(カメの適応能力はドイツ語も読め出した?)
「Bad Schandau(バート・シャンダウ)」・・・近いな!
トレッキングで疲れた足腰を癒しに行きますか?(遊歩道をチョビっと歩いただけですが・・)
夕飯を食べたり、撮影したりで、到着はすっかり夜~。真っ暗で記録撮れず。。。
かろうじて入り口写真。本日の温泉「TOSKANA THERME」!公共施設の入り口のようにピカピカ。
フロントはホテル並み。お一人様(2時間)16Euro。土曜の今日は25時までやってるって。
ここのバーデンゾーン(温泉プール)は広くて、いろんなプールがあったよ。
中でも、水中から音楽が聞こえるrelaxation pool は、少し塩分濃度高めで水に浮きやすく、水中に反響した音楽をプカプカ浮いて楽しめます。
ま、カメは水に浮くことが出来ずに沈んでましたけど。。。カメなのに泳ぎは苦手でして・・
頑張って夜の屋外プールに出てみると、湯気越しの満月が幻想的でした~。
しかし水温も低く、3分で凍死寸前!震えて屋内に帰りましたとさ。
そして、課題のサウナゾーン!
この日は土曜日ということもあり、老若男女いたんだけど・・・居たら居たで、また入りずらいのよね~
外のプールで体も冷えたし、いっちょスッポンポンで行ってやりますか!!・・・って訳にもいかず。。。
勇気のないカメなのでした。。
【アイホー →ちょこっとポーランド入国 → ベルナースドルフ 走行距離266キロ】