フランス・約束の再会!
『フランスに着いたら必ずウチに寄ってね』マリーは優しくそう言ってくれました。
ドミニクさんとマリーさんに初めて会ったのはロシア・チェレムホヴォ。この旅で出会った先輩オーバーランダーです。
「ノールカップに行くといいよ!」と初めて教えてくれたのがドミニクさんでした。
その時の二人との交流は数時間だけだったけど、マリーさんは何度もメールをくれて我々の到着を心待ちにしていてくれました!!
あれから3ヶ月。我々はようやくドミニクさんとマリーさんに再開することが出来たのです。
感動の再会は、感動しすぎて写真撮り忘れました。。。。
ドミニクさんの素敵なお宅にお邪魔しま~す。ドミニクさんおウチは、古い農家を買い取り自分でフルリフォームしたんだって~。
日本でいうところの「古民家再生」ってヤツですな。しかも、それまで住んでいた綺麗なおウチを売り、屋根のなかったココを買ったのが60歳の時!屋根も配管も送電も全て2人でやったから、完成に3年かかったんだって!!フランス人スゴイ!!!
マリーさんはランチを用意して下さっていました!
この日のメインは「ブッフ・ブルギニョン」(牛肉の赤ワイン煮込み)ブルゴーニュ地方の料理です。
マリーさん3日間もコトコト煮込んで下さったんだって!フランスの代表的なお料理、本当に美味しかったです!!
フランスのランチは家庭でもフルコースです。前菜とワインに始まり、メイン、フロマージュ、デザートと、もうお腹いっぱいです。
ご馳走様でした。
食事の後は、旅の写真を二人に見てもらい、ここまでの3ヶ月のお話を沢山しました。
マリーさんはフランス語と日本語との会話に、ちゃんとパソコンの翻訳を用意してくれて、私たちとの会話をスムーズにしてくださいました。
『車をガレージに入れなさいね』とドミニクさん。相変わらずパイプが渋いです。
ドミニクさんの自慢のガレージには。。。壁一面に工具が並んでいました。その答えは、隣のガレージに!!
ドミニクさんの趣味は「車のレストア」バラバラになった古い《2CV》が3つのガレージに収納されてます。これらを綺麗に修理して、ネットオークションに出すと・・・
新車のVOLVOが買えるんだって!良いご趣味でいらっしゃいますね~。。
夕飯はマリーさんのお手伝い。フランスの家庭料理を覚えて帰ろう!!
カメが使っている包丁?ナイフ?弓なりの変わった形をしています。
海外の料理番組でみじん切りや食材のぶつ切りの時に使っていたのを見たことがありますが、実際に使うのは初めて!結構難しいです。
マリーさんの後ろに写っている、テディベアが見えましでしょうか。これはマリーさんのお父さんの物で100年前のテディベアなんだって。
他にもキッチンにはマリーさんのお母さんの書いたレシピBOOKや、長年使い研いでいるうちに、半分以下になったナイフなど、今だに現役で使われている物がたくさんありました。
マリーさんの口癖は「IKEA No~~n!」安い物を買うのではなく、良い物を長く使うのがフランス流なんですね。
『好きなだけ泊まって行きなさい』と言うドミニクさんとマリーさんのお言葉に、数日間お世話になることにしました。
この数日間をダイジェストでお届けします。
次の日のランチもマリーさんは美味しい「シュークルート」(ザワークラフトとソーセージなどの白ワインで煮込み)を作ってくれたよ!
これはアルザス地方の家庭料理。モロッコのタジンン鍋に盛り付けてくれたよ。
ランチでお腹いっぱいになったカメは働きますよ!!
若いんだから、この位は出来るだろうと始めたのは「薪割り」!ほぼ人生初なのでへっぴり腰です。
見かねて出てきたマリーさん。木が斧にささって抜けないカメを見て、マリーさん爆笑です。
笑いながら、マリーさん斧を振りかざし、一撃で《木》を《蒔き》に!!!マリーさん今年で七四歳でございます。。。
負けてられないと、頑張るカメをドミニクさんは写真を撮りに来てくれたよ。
何とか、バケツ2杯分はお手伝いができた~~。。。
その後も冬支度のお手伝い。廃材を蒔きに変えます。「無駄にゴミを出さないのがフランスの美学!」とカメは学びました。
続く・・・・