南仏・秋のプロヴァンス
ユーラシア大陸横断125日目。フランス入国7日目~。あれ?いつの間にフランスで1週間も??
4泊5日はお世話になりすぎだったかな?
11月も半ばを過ぎるとフランスの朝は遅く、7:30でこの朝焼け。本日もプロヴァンス山岳地帯を走ります。
この日もお天気が良く、山道を走るにはベストなお天気~。湖から見えてアルプスも美しいです。
プロヴァンスと言えばラベンダー畑のイメージですが、そこは流石に…冬がもうすぐそこに迫る秋ですからね~見ることは出来ませんでした。
この地域には、写真のような要塞都市がたくさん見られました。いや、目に付く村は全て丘の上にある要塞都市でした。
隣国からの攻撃や侵略が多かったこの地域、山からも海からも攻められ、丘の上に要塞を構えみんなで守ったんですね~。
そんな丘のてっぺんの村に、今も住んでいる人がいるのがすごい!!
プロヴァンス・国道85号線を東に走るルートを行くと、周りの断崖が近くなりその断層がはっきりわかります。
写真右側の絶壁のように大地が隆起しているんですね~。地殻変動で盛り上がったんでしょうか?それとも今も動いてる??こんなにもハッキリとわかるなんて!!
もちろんこの山の下の渓谷も素敵な断崖~。この断崖絶壁の中腹を走っているかと思うと、少し怖い。。。
そうだ!!マリーさんが持たせてくれた「プロヴァンス・アルプ・コートダジュール」の写真集を見ながら、走らなきゃ!!カメの後ろの絶壁にたっている村もすごいでしょ〜。
ココまで「ワー!きゃー」言いながら山間を走ってきてしまい、しっかり観光してなかったので、この辺りで少し散策。。。ちょうど良く可愛い古い村が見えてきたし~。
この村は「Entrervaux(アントルヴォー)」この地図の小さな村。とっても小さくあまり観光地化されてないから、入って良いのかためらっちゃうくらい!
村の入り口の重厚な門。ヴォール川を渡る川にかかった橋の向こうにもうにも可愛らしい門があって円柱の門は印象的。
前の写真では門の陰でわからないのですが、この村は丘の上に要塞があり、村の中心には小さく美しい教会があります。
教会や噴水を中心に人々の住居を建てていって、このような村が出来上がるんだって!!
では早速細い路地を抜けて村の中に・・・村の中は静まり返り人っ子ひとりおりません。。お店もやってな~い。オフシーズン…少し寂しい。。マリーさんの貸してくれた本には載ってるのにな~。。
あ!ハチミツやさん!!この辺りの澄んだ空気と夏の日差しを浴びた花々からのハチミツは美味しそうです~。
ん??このハチミツ、マリーさんのお家で食べてたやつだ!!しかもマリーさんはお土産に小瓶に詰めてくれた!!
この村の醍醐味は、丘の山頂の要塞までの30分のハイキングとそこからの景色!
でも・・・カメは村の中心で引き返しちゃいましたとさ。プロヴァンスの小さな古い村見学。。
おわり。。。
今日はニースまで行かなければならないからね!!急がなきゃいけないのさ!!
もうすぐ夕暮れ、この辺りの観光電車「プロヴァンス鉄道」がジーナさんの隣を走り抜けます。
と言っても、70キロで走るジーナさんと同じスピードで走るので、写真が撮りやすい!
2両編成の電車はこの時期でもお客さんが乗っていて、ジーナに手を振ってくれたり楽しそうでした。電車の旅も気楽でいいかな。。
【 Die → Drap 走行距離292キロ】