田舎の子供。その実態は…
アフリカ大陸・モロッコ10日目。
昨夜の星空の名残なのか、朝焼け前の空はパープルに染まりモロッコの美しさを際立たせます。
「Rich」の街の商店でバゲットを購入!丸パンもイイけど、やっぱりバゲットの方が美味しいです。
もう店先に直置きのパンだって気にせず食べれるようになったカメ。
実は意外に潔癖な所があるカメですが、モロッコ10日目もうこの国の日常になれました。
Richは小さな町でしたが、朝から活気に満ちていましたよ。
モロッコは小さな町や村ほど、町の真ん中を幹線道路が通っていて活気があるほど通りにくいのです。
しかもこの町は道が分かりにくい!!迷っている時に見つけた『バーバー』看板。子供のイラストみたいで可愛い♪
なんとか町を抜け、R706号線を西に向かいます。山並みの奥!!雪山です!アフリカ・モロッコにも雪が降るんですよ~!!
そう!あの雪山こそ『アトラス山脈』です!!!
R706号線はhaut Atlas(オートアトラス)の一部を東西に走る街道です。
その途中幾つかの小さな村を通るのですが・・・村に入るたびに子供達の洗礼を受けます。。。。
そうです、マリちゃんの言っていた「Give me デルハム!」です。
車の音を聞きつけて、猛ダッシュで走ってくる子供達がかなり遠くから見えます。
みんな親指と人差指をこすり合わせる「Money」のジェスチャーをしています。。。これは悪しき風習のように思えます。
車は子供に注意してゆっくり走りますが、窓やボンネットを叩いてくる子供もいるので危なくてしょうがないです。
村を過ぎた所で一息。。。元々こどもが好きではないカメ。。
後ろから子供が追っかけて来るんじゃないかと子供恐怖症になりそうです。
あとで気がついたのですが「地球の歩き方」にこう書いてあったのです。
『こどもの写真が撮りたかったら、日本からキャンデーを持って行ってあげるとよい。』
悪しき風習を増長していたのは、ガイドブックを見ていた日本人かもしれません!!
『写真を撮りたきゃ、飴をやればいい』その場しのぎの日本人らしい考え方。。。がっかりです。
村から遠~~~~~~く離れた場所でランチタイムにしましょう。。。
もう誰も来ませんように。。。。
つづく