モロッコ・Tizi-n’Tazazert
オフローダーに大人気!!標高2,283m。モロッコ【 Tizi-n’Tazazert 】 を行ってみよう!!
たぶん、先ほどが山頂なので下るだけなのかな~??
下るだけとはいっても!この景色の中を走るんです。しかもガタガタの岩道!時速9~13キロでゆっくり下ります。
なんだか楽しくなってきた!!岩山を下って来るディフェンダーをビデオ撮影!
撮ったら逃げる!! 岩山は車よりも早く逃げれる! って事は…走って降りた方が早いって事!!
走って撮って、走って撮って。。。お腹すいた~~~~。
岩山に平らな場所を見つけたのでランチ休憩~。”平地”と言ってもゴツゴツ岩。イスも転けます。
いや~~~。Jbel Sarhro(ジベル・サホ)面白いな~!カメはオフロード好きじゃなかったのにな~。マリー&ドミニクにすっかりオフローダーに調教されてます。
そんな話を楽しくしていると、どこから現れたか数人の子供が・・・
「Give me DH」「Give me bonbon」。。。寄っては来ないけど…座り込みに入ってます。。。
写真の通り、見る限り村や家は無いんですよ~。どこから来たのか?本当に不思議なくらい!
優しいマリちゃんは「お金やキャンデーは無いけれど…」と、ビスケットを少しあげました。
すると少年「パンは無いの?パンが欲しいいんだけど」と要求してきます。
「パンは無いよ」と言いつつも、優しいマリちゃんは少しのパンをあげました。
すると少年は、パンを割ってこう言いました「サーディンは無いの?」
さすがのマリちゃんも呆れ顏。ドミニクさん大爆笑です。
たくましいとと言うか、図々しいというか・・・やっぱりカメは子供はキライです。
余談ですが・・・
実は…カメも小さい時、こんな子供だったらしいですよ。
隣のおばちゃんが「さやかちゃん、アメをあげるわ。」とアメをくれたそうです。
すると小さなカメは「弟の分は?」「パパの分も!」「ママの分も!」と家族分ゲットして帰って行ったそうです。。。
隣のおばちゃんは呆れてカメママに話したそうですが…、カメは小さすぎて記憶無いんですけどね~。
ま、この位じゃないと世界は渡れない!という事で・・・
少年たちにさよならを言って、先を楽しみましょう!ジベル・サホを下るのにはまだ時間がかかりそうです。
写真右手の岩山道を下りていきます。道は時速15~24キロは出せるくらいの砂利になってきました。でもご覧の通り”崖”ですから…慎重に慎重に。やっぱり平均時速12キロぐらいかな??
下りながら思いました『数日前に越えられなかった「ベルカッセム」の大岩階段を思えば、この道は”舗装路”みたいなもんだな。。』
ズバリ!マリー&ドミニクの洗脳が成功しています。
「先に難易度の高い道を見せておけば、その先の道は楽に見える!」
少し下りてくると、小さな村が見えてきました。川だったと思われる場所にはパームツリーが生えています。水脈がその下にあるのでしょうね~。畑には新芽が見えます。
町外れ。おばあちゃまと一緒にいた小さな子にキティの可愛い帽子をあげます。これで日差しをさけられるね!
岩山道を無事に下りきり、R108号線にでました。その角ちょにあった町【Nekoh】でパンを手に入れなきゃ!
おお!少年、前見えてるか?? カメもその丸パンを買いに行こう!
パンをゲットして、町を抜けR108号線を東へ向かいます。この辺りは道沿いにパームツリーの林があり、その間に豊かな畑がいくつもありました。
今日は街道を外れて、山の裏手でキャンプです。土地が平らではないときは~。。。
穴を掘ってタイヤを落とし、車体を水平にします。これもドミニクさんに教えてもらった方法!
もちろん!翌朝はちゃんと戻して出発しますよ。
今夜は月が綺麗な夜でした。
【lkniouln 村 手前 → Tizi-n’Tazazert → Tazzarine手前 走行距離105キロ】