オフロード de メルズーガ!!
アフリカ大陸・モロッコ14日目~!!
モロッコ&オフロードの達人ドミニク&マリーに教えの受け、モロッコの東南をクルクル走っているジーナさんとカメ。気がつけば、もう2週間も経ってる!!!あっという間の2週間!!
午前中は、ちょいと50キロほど走り「Erfoud(エルフード)」の街へやってきたよ。
「この先、商店がない所を走るから、食料調達よ!」そう言うマリちゃんと、街のマルシェを探すよ。
商店街には綺麗な布屋さん。あの独特な衣装用の布かな?以外に派手なものが多いね~。
街の奥に小さなスークを発見!もう野菜の地面直置きにだって怯まないぜ!
至る所から「コンニチワ!」「スズキ」「カワサキ」と、とりあえず知ってる日本語を並べて、日本人の気を惹こうとする客引きの声が聞こえてきます。
ガン無視のカメ。それと対照的に最近日本語の挨拶を覚えたマリちゃんは「コンニチハ!」に反応し、声がかかるたびに振り返えります。面白い。。。
朝取れの新鮮な葉物野菜。ひなたに置いたらアカンよ~。
料金を確認するマリちゃん。ここは1キロ単位で野菜を買います。1キロあたり4DH(50円)!
バケツに欲しい野菜を入れておじさんに渡すと、目方を量り、1キロに足りないとその辺の野菜をポイっと入れられます。
お肉は・・・新鮮すぎてまだ買えません。。。滞在中に帰るようになったら…スゴイね!
さぁ!街での物資調達も済んで、向かうは砂漠の街『メルズーガ』!!ナビをしっかり確認し、いざ出発!!ドミニクとマリのディフェンダーには3つもナビがあるんだよ!まるでコックピットです。
もちろん!向かうはオフロード!! な~~~~~んにもなさすぎて、【道】と思われるモノを見極めるのも大変です!!ジーナさんのナビからは・・・途中道が消えました。。。
実は…お買い物をした「Erfoud(エルフード)」の街から、砂漠の街「メルズーガ」までキレイな舗装路で50キロ。1時間もあれば到着する距離です。
そんな簡単な道を”オフロードの師匠”が選ぶわけがない!!
途中、井戸を発見!!これは枯れてなく、ちゃんとお水が湧いていました。見渡すかぎり民家は見当たりません。遊牧民の為の井戸かな?
井戸の水。汲んでみよう!お、重い!!こんなに小さなバケツなのに深~~~~~い井戸から引き上げるとかなりの重さです。ロープの先についている”バケツ”は古タイヤを加工したモノ。
大平原で雄大なランチ(毎日なんだけど…)を済ませた後、みんなで小枝を拾います。
今夜は火をおこして料理するんだって~。
4人がかりでこれだけの小枝しか集められません。だって!「木」が生えてないんだから~~!!!
この枯れた大地では”小枝”も重要な資源になり、それがとっても貴重に見えてきます。
木が生えている!と思えば、これは全てイバラです。小さいモノは靴の上からでも刺さります。大きなトゲは手の薄皮は簡単に貫いてきてかなり痛いで目にあいます。
そのイバラの中に、一つの石碑を発見。「これは何ですか?」
「昔、シトロエンで旅をしていた一人の冒険家がいて、その人の軌跡がモロッコの道路の開拓につながったんだよ。しかし、その人はココで銃撃にあい死んでしまったんだ。」
「どうして撃たれちゃったの?」
「ヨーロッパ人の旅の道具や食べ物を狙ってきたんだね。」
「今も狙われる????」
「はっはははは!今はいないよ~。」
そんな話をしている横でも、マリちゃんはセッセと小枝集め。。。
この先、そんなに何にもない所に行くのかな~。。
つづく・・・