待ち合わせはGranada！！

ユーラシア大陸横断138日目。スペイン５日目の朝。。。

ドミニクさん＆マリーさんとの約束の日は今日！約束の地まで300キロ強！《人生で１番カッコイイ待ち合わせ》を果たすべくスッ飛ばして行きますよ～。。

その前に…スペインの田舎のスタンドでガソリンを満タンにして。。。

そうそう、スペインのディーゼル代金、安く無いです～。。ヨーロッパはガソリンとディーゼルの差があまり無いので、ちょっとガッカリ。。。

お天気は曇り空。スペインの動物注意看板はシカ！う～～ん。。普通ですな。。。。

アンダルシア地方に入ると、大地の色が赤くなってきました。ナポレオン１世は「ピレネー山脈を越えたらアフリカだ！」と言ったらしいですが、この赤土はアフリカの大地を彷彿させますね。

舗装道路を走っていても、ジーナさんのタイヤには赤土が！！今までになかった色です！

そして街道の脇に果てしなく続くオリーブ畑が見えてきました。走っても、走っても、山の向こうまでオリーブです！！

それもそのはず…知らぬ間に「オリーブ街道」に入っていたようです。

この区間、20キロぐらいず～～～～～～っっとオリーブ畑が続きます。肉眼で見える限りの全てがオリーブです。

途中立ち寄ったサービスエリアに、この土地で採れたオリーブで作ったオリーブオイルが売っていたので買ってみました～！！

青みがかった香りが強く、まったり濃厚な感じです。

この旅で出会ったオリーブオイルは、イタリア北部「ガルダ湖産」の物が爽やかで１番美味しかったかな～。

そうこうしてる内に、道路看板には「Granada（グラナダ）」の文字が！！待ち合わせ場所はもうすぐです！！

おっと！！！道路看板にアラビック文字も入ってきましたよ～！！！

イベリア半島最後のイスラムの砦だった「グラナダ」らしい看板ですね～。あ！モロッコが前だからですかね！

さぁ！グラナダの街に入りますよ～。

「グラナダ」は1942年スペインにより陥落され、イベリア半島からイスラム勢力は一掃されたのでした。

そんな歴史を持つグラナダの街に入った途端、虹がかかりグラナダへの到着を祝福してくれているようです！！

時刻は夕刻。。グラナダの街は美しいピンクに染まります。。ドミニクさん＆マリーさんはもう到着しているのでしょうか！？？

待ち合わせ場所は「グラナダ・アルハンブラ宮殿」！！

宮殿に向かう坂道を、ジーナのアクセル全開で登っていくと。。。。

いた！！！！

アルハンブラ宮殿パーキング前！しかも一段上がった歩道の上〜〜〜！！

カーキ色に輝く完全装備のでフェンダーが、まるでモーターショーの展示車両のようにカッコよく止まっているではありませんか！！！

（あまりの感動に写真撮り忘れました。。。。）

ジーナを見つけると、車から飛び出してきてくれたドミニクさん＆マリーさん。

２時間も早く着いてらしたようで、我々の到着を心待ちにしてくれていたようです。。

なんでしょう。。別れてから２週間しか経って無いのに、再会の感激たるや！

「今日のキャンプ地はもう探してあるから、ついてきて！」

そう言うとドミニクさんはアルハンブラ宮殿の裏手の山へ。

林の中に車を並べ、テントを出して再開の祝杯です。

「ドミニクさんに教えられた通りの道を来たのですが、追いつくどころか先を越されました～。。。どこですれ違ったんでしょうか？？？」

「あ！僕たちはその道を来てないんだ。。。早くつく為に近道したからね～。」

な！！！なんですと～～～！！幾つかのポイントで、先回りして待ち伏せしてたつもりだったのに、走ってる道が違うんじゃ合わないはずです。。。

「明日、モロッコに渡るよ！」とドミニクさん。

エっ？？？早くないですか？？？？

まだ、アフリカ大陸に行く心の準備が出来てないんですけど～！！

地図を広げルートを確認。270キロぐらい。。。フェリーの時間が合えば乗れちゃいますね～。

「明日は９時出発だよ！！」

本当に～～～～！？！？大丈夫かな？？？？？

【アルバセテ　→　グラナダ・アルハンブラ宮殿　　走行距離348キロ】