モロッコ・雨の行方
ユーラシア大陸横断144日目!!
昨夜はお巡りさんの訪問もありましたが、特に何事もなく朝をむかえたモロッコ五日目~。
本日もひたすらN17号線を南下。地図上はN19号線より大きな道なのに、相変わらずな~~んにもない荒野。
雨がやってくるのがハッキリ分かります。
途中、給油で立ち寄った「Bouarfa」の街では小さな商店でパンを購入。もう独りでも買い物に行けるよ~。
「パン!アン!」で通じる事を知る40歳。。。幼稚過ぎると笑われても、これで良いのです!!
日本人と見ると吹っ掛けてくるかな??と警戒していたけど、このオジさんは良い人がにじみ出てるよね~。
今日の目的地は「Iche(イチ)」という小さな古い村。モロッコの東の端。隣の国アルジェリアが見える町です。
雲行きは少し怪しい。。。雨が降らないうちにイチに着けるかな??
モロッコの渇いた大地に雨が降ると、道路もすぐにこの様に川になります。
「虹だ~!水たまりだ~!!」とはしゃぐカメ。
しかしここでも、ドミニクさんに教えられます。
「川になってしまった道を渡る時は、流れの上流を渡るんだよ。以前2CVで川になった道を渡る時、マリは水流に負けて流されかけたんだ。」
お~~!!はしゃいでいる場合ではないのですね。はい!慎重に進みます!!
途中立ち寄った山「これは銅の原石だよ!」とドミニクさんが教えてくれました。
モロッコは鉱物が出るようで、翠色の石がゴロゴロしてました。
先ほどまで木々なんか一本も生えてなかった道に、突然パームツリーが見えてきました!!
あっ!!!!これがoasis(オアシス)ってヤツなんですね~~~~!!!!!
すごい!!本当に突然現れた~~~~~!!
そして、この美しいオアシスの村が「Iche(イチ)」だったのです。
つづく・・・・